あなたは音楽の授業は好きですか?
受験で使わないので他の科目に比べると後回しにされがちな科目です。
「こんな科目を勉強して何の役に立つのだろう」と思われる方もいるでしょう。
しかし、実は音楽を学ぶことには大きなメリットがあるのです。
この記事ではそんな音楽を学ぶメリットを紹介します。
音楽とIQ
音楽はIQを高めることがわかっています。
短期的にはその場で効果が出始めます。
被験者にクラッシック音楽を聞かせた直後にIQテストをしたところ、音楽を聞かなかった被験者に比べてIQが一時的に高くなりました。
音楽を聞くことで、脳の覚醒度合いが一時的に上がることが原因なのではないかと言われています。
また、長期間の音楽レッスンでIQが向上するという研究報告もあります。
6歳児に1年間のピアノもしくは声楽のレッスンを受けさせたところ、レッスンを受けていない子どもに比べIQが向上していたことがわかりました。
詳細な因果関係まではわかっていませんが、音楽には音楽能力だけでなくその他の認知能力を高める効果があるようです。
音楽と言語能力
実は音楽を学ぶと言語能力が向上することがわかっています。
音楽を聞いたり楽器を演奏したりするときに、脳の複数の部位を使用しているのですが、その中の一つに言語野があります。
言語野はその名の通り、言語を司る部位です。
音楽を学ぶことは、言語能力の訓練になるのです。
音楽と言語には様々な共通点がありますが、その中でもそれぞれに特に重要な要素がピッチ(音の高さ)です。
同じ言葉でも、ピッチや声色でニュアンスをつけて表現する感情を変えることができます。
「テストが終わった!」と「テストが終わった…」では同じ言葉でも意味が変わります。
音楽家は多種多様なピッチの違いを聞き分けながら生活しているため、ピッチの違いに敏感になります。
その結果、日常会話においても言葉の細かいニュアンスを聞き取る能力が高まっているのです。
この能力は学んだことがない言語においても発揮されます。
音楽家はそうでない人たちに比べて、訓練していない言語のリスニング能力が高いことがわかっています。
また、音楽家は赤ちゃんの何かを伝えようとする泣き声に対して脳が強く反応します。
他人の感情の変化を敏感に察知することができるのです。
このように、音楽を学ぶことには様々なメリットがあります。
もちろん、脳を鍛えるためだけに音楽を学ぶ必要はありません。
そのような動機ではモチベーションは長くは続かないでしょう。
しかし、少しでも興味があるなら、挑戦してみてはいかがでしょう。
