試験の直前、勉強しなきゃと思いつつも気づいたら部屋の片付けをしている、なんてことはありませんか?
この記事では、そんなことをしてしまう2つの理由とその対策について解説します。
役立つような気がするから
1つ目の理由は、「片付けないと勉強できないと思っているから」です。
片付けないと勉強できないから
ではありません。
片付けないと勉強できないと思っているから
です。
当然ながら、部屋を片付けても成績は上がりません。(集中力が上がることはあります。)
にも関わらず、勉強するには部屋を片付けないといけないと思っているので部屋の方づけを始めてしまいます。
「勉強はしなければいけない」と頭ではわかっているが、「勉強はしたくない」と本心では思っています。
そういう心理状態では勉強に一切関係のないことをやることに罪悪感を覚えますが、勉強はしたくありません。
そんなときに、勉強の前に必要な作業を見つけてしまいます。
それが部屋の片付けです。
つまり、部屋を片付けるという行為は、
- やりたくない勉強を避けられる逃避行動であり
- 勉強をするために必要な(ことだと思っている)ので罪悪感を抱かずに済む
丁度いい作業なのです。
当然、片付けた後は勉強しません。
セルフハンディキャッピング
2つ目の理由はセルフハンディキャッピングです。
セルフハンディキャッピングとは自分で(self)ハンデを背負うこと(handicapping)です。
同様の現象として、試験前にちゃんと勉強しているのに「全然勉強してない」と言ってしまうことがあります。
なぜこんなことをしてしまうのでしょうか。
それはセルフハンディキャッピングをしなかったときのことを想像すればわかります。
つまり、実際にちゃんと勉強して、「めっちゃ勉強したから、今回のテストは自信あるよ!」と言う場合です。
あなたはこれを言えますか?
おそらく言えないはずです。
なぜなら、「そんなこと言って、もし点数が悪かったらどうしよう」と考えてしまうからです。
セルフハンディキャッピングとは簡単に言うと「言い訳」です。
もし自信満々に「できる」と豪語してうまくいかなかったとき、「自分は無能なんだ」と感じてしまいます。
その状況を避けるために、無意識に言い訳をするための行動を行います。
「テストの点が低かったのは、自分がバカなせいではない。勉強をしなかったからだ。」と言うために勉強をしないのです。
対策
「へーそうなんだ」で終わってはいけません。
「じゃあどうしよう」と、対策を考えなければ状況はいつまで経ってもかわりません。
認識する
まずは、上記の原因を認識しましょう。
「今、自分がした選択は逃避行動ではないか?セルフハンディキャッピングではないか?」
これを考えるだけで変わります。
自分がよくやってしまう逃避行動やセルフハンディキャッピングを認識しましょう。
今回は例として掃除を出していますが、それ以外にも様々な形で現れます。
事前に原因を潰す
どんな逃避行動に出ているかわかったら、次はそれをやめる方法を考えましょう。
やらないように気をつける、で済むなら苦労はありません。
気が抜けているときでもやってしまわないよう、仕組みとして対策しましょう。
掃除の例で言うなら、そもそも部屋を散らかさないようにしておけば、掃除したくなることはありません。
以下の2つのルールを決めれば解決できます。
- すべての持ち物に仕舞う場所を決めておく
- 使い終わったら元あった場所に戻す
